キャロライン メイスの元型カード

前回アメリカでのワークショップに参加して紹介されたキャロライン メイスのアーキタイプ カード(元型と訳されるようです)と元型について解説している本のセットです。
この本は原本では Sacred Contract (聖なる契り)という題で、元型が人生で果たしている役割やソウルメイトとして人間同士が関わっていくことについての洞察などとても興味深く読みました。
特にカード化された元型の観念は、自分の本質や本当にやりたいこと、手放したいこと、強調していきたいことなどを見つけるのにとても楽しく便利なツールです。
そもそも元型とは全ての人間が共通して持っている 質 のこと。たとえばどんな人間も共通して持っている4つの元型があるといわれていて、 それは 子供 犠牲者 娼婦 妨害者 の4つです。
一見ネガティブに思われる元型も決してそうではなく、元型はプラスにもマイナスにも働く完全にニュートラルなものと言われています。
たとえば娼婦の元型はお金や物質的安定のために自分の倫理規範や知性、尊厳、身体など大切なものをどこまで売り渡していいか、という人生で誰もが向き合っていく問題と深く関わっています。
たとえば生活の安定のために愛のない結婚生活を続けること、事業の安定のために環境を汚染し続ける商品を売り続けること、友情を勝ち取るためにうそをつくこと、このようなことも娼婦の元型が示す影の部分で、日常生活の極めて微妙な場面に姿を表しているわけです。
娼婦の影の部分がでると自分を切り売りしていくことになるのですが、反対にポジティブに現れてくれると誘惑に勝ち、自分の信念や尊厳を守る強さを与えてくれます。
カードでは自分のために12の特につながりを感じる元型を選ぶのですが、この作業はとても楽しく、共鳴するカードが多くて選びきれないような気持ちになります。
自分のカードを見つけたら、それらの元型が自分の人生にどのような形で顕在しているか観察し、さらに自分の中に元型の影の部分を見つけたら手放す作業をしてポジティブな側面を強調するようにワークするというものです。
これらの元型の観念はビジネスを拡張していくときや、実り多い人間関係を築いていくにあたりとても役に立ちます。
日本語のカードが発売されていないのは残念ですが、本のほうは 第8のチャクラ として翻訳されていますので興味があったら読んでみても面白いと思います。
私は自分のために選んだ8つの元型の中に 快楽主義者 と ヴァージン という2つの正反対の元型が入っていました。
快楽主義者の元型はおいしい食べ物や楽しいこと、素晴らしい人間関係など人生の素晴らしいものを愛し受け入れていくといういい面がある半面、ネガティブにでるとこれらのことを健康やスピリットの健全さに反するまで追及してしまう、という影の部分があります。
ヴァージンはポジティブな意味ではハートや魂の純粋性を大切にし、これらの質を他人にも提供できる、という側面がある一方で、ネガティブに出ると他人との親密な関係への恐怖、女性性に対する恐れ、などとして現れてきます。
このように自分の中に元型を見つける時、いかにその元型のポジティブを人生で表現し、ネガティブな側面に対してはバランスを作っていくか、ということがテーマになってくるわけです。
誰でも自己の中に矛盾した2極を持っていますが、そのどちらも受け入れ愛することにより、他人のポジティブもネガティブも両方受け入れ愛することができるようになる、と元型達が教えてくれます。
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